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本当にクソゲー?聖魔導物語をプレイしてみた

 こんばんは、飴風タルトです。
 みなさんは魔導物語を知っていますか?

 初代ぷよぷよの原作にあたる、落ちモノパズルではないぷよぷよのキャラクターたちが登場するRPGなどのシリーズです。PC向けゲームの作品も多いようですね。

 そんなアルルやサタン、シェゾにルルーその他いろいろのキャラ達がわちゃわちゃとしていたらしい魔導物語
 そのリメイク+キャラ一新の作品がこの『聖魔導物語』。

 ローグライクの中でも不思議のダンジョン系。ランダム生成マップを主人公ププルを動かして冒険する感じですね。『風来のシレン』、『ポケモン不思議のダンジョン』『世界樹と不思議のダンジョン』をイメージして頂ければそういうシステムだとわかりやすいかもです。

 ……ところでこのゲームを買おうか悩んでいたときに『聖魔導物語』とグーグル先生に訊いてみると、検索の予測で『聖魔導物語 クソゲー』という組み合わせが出てきました。
 しかしAmazonのレビューを見ると、バグへ対応したアップデートが入ってからは問題ない、面白いという話を聞いて、安かったのもあり購入を決意。給料日直後なので調子乗ってました。

 そして現時点ではクリア後の要素も含めて終わったので、一応記録というか、警告というか……そんなものを書いておこうと思います。
 ちなみにネタバレといえるほどのものは特に書かないので、気にされている方はご安心ください。

プレイしてみた結果

 結論:普通に遊ぶ分には楽しい、クリア後要素さえなければ良ゲーです!

 Amazonのレビューを参考に、まずゲームソフトを差したあとにゲームのアップデートを先に行ってからプレイしてみました。
 アップデートをしておかないと、なんでも探索中にフリーズしたりととてつもなく大変らしいので……。
 操作感での懸念を先に払ってからのプレイになります。

 その結果……あれ、全然面白い!

 ゲームに関しては手応えのあるもののほうが好みの私ですが、不思議のダンジョンの中でもかなりサクサク進みます。ボス戦も武器を強化しておけばサクサク。
 それになによりキャラの掛け合いが面白い!

 キャラクターは一応一新されてはいるのですが、ぷよぷよのキャラクターの性格はだいたいそのまんまな雰囲気で入っています。
 けれど魔導物語時代でのキャラ達というよりは、現在のぷよぷよフィーバー以降のキャラクターの掛け合いに近い感じもしますね。(ぷよぷよ通あたりをやりこんでいたので、ぷよフィー以降の柔らかくなっていく初代キャラの変化には少し気になってたり)

 ただし主人公のププルにアルルが重なる感じはありませんでしたね。普通に可愛いと思います。
 個人的にはサタン的立ち位置の魔王ギガディスが初登場から好きになりましたね。どんだけ奥手で女の子に声もかけられないのかと思いつつ、オーバーな感情表現(爆発?)に笑ってました(笑)
 ほかのキャラクターも好感が持てるキャラが多いと思います。
 むしろ魔導物語ぷよぷよのキャラやルーツを気にしてプレイするのは良くない作品かもしれませんね。まあ、なぜ別キャラ別世界なのに『魔導物語』の言葉をタイトルに入れたのかは謎なのですが……。

 ただ、一匹だけ最後まで腹立たしい不愉快なキャラクターがいます。
 ……ププルの相方、カーバンクル的だけど全然違う立ち位置の『くうちゃん』です。
 クリア後には大嫌いになっていることうけあいですよ(´▽`#)

 そして武器を強化し、美味しそうな好きなカレーを作る迷宮飯ライフをエンジョイ。そしてテンポの良い面白い掛け合いを追いかけつつどんどんストーリーをクリアしていきました。

 後半になるにつれてダンジョンも、不思議のダンジョン系の宿命なのかどんどん長くなっていきますが、「クソゲーだー!」と投げ出すほどでは全然なく。
 武器を強化し、盾を強化していれば変なことや事故でも起きない限りは全然死にません。

 そんな調子で、くうちゃんにゴミや不用品を食べさせると習得するアイテム合成能力、クーシーボックスという一時ミニ倉庫などを駆使して楽々進んで行きました。

 そしてストーリはクリア!
 こうして気がつきました。なんだかんだいろいろあって、カレーを食べたり材料探したり、大変だった。でも話も面白かったじゃないか!と。

 ネットのレビューなんてやはり当てにできない。やはりゲームは世の中の意見じゃなくて自分の好みで良いゲームを選んだほうがいい。クソゲーでも神ゲーと崇め、好きだと言ってはばからない人もいるんだから!

 ……そんなことを思っていた時期もありました。
 ゲームのストーリークリアでハッピーエンド気分なプレイヤー飴風は即座に転落の道へと叩き落とされたのです。

クリア後の地獄

 クソゲーとは、なんだろうか。
 話がクソで面白くないのか。
 戦闘が重くて面倒で退屈なのか。
 敵が弱すぎたり強すぎたら駄目なのか。

 クリア後要素を瀕死になりながら終えたあと、私は思いました。

 ……プレイヤーのことを全く思いやらないゲームがクソゲーなのだと。

 ストーリークリアのエンディング後、amazon的に星4評価くらいが妥当ではないかと思っていた時期がありました。しかしその束の間の安息も、即座に失われることになるのです。
 ソレを意地で終えた頃には、amazon的につけたい評価は星1になっていました……。

 原因はクリア後の追加ダンジョン、『余章』のおはなし。
 クリア後のある日的な感じでダンジョンに挑むエクストラストーリーが登場します。そしてそこに登場するのはもちろんエクストラダンジョン。

 これが曲者というか、刺客でした。

 ダンジョン攻略しながら、途中途中でイベント会話が登場するのはエンディング前のダンジョン攻略でも定番だったので、それを心の支えにしながら攻略しました。が。

 みなさん、想像できるでしょうか……?
 突然150以上もの階層をひたすら、なんのイベントもなく黙々と、レベルも99にカンストしても黙々とダンジョンを進み続けなくてはならないという苦行。
 「あと少しだね」というイベント会話が出てきて、ホッとしたかと思ったその直後から始まる、+150以上も続くダンジョン。

 ぶっちゃけます。
 追加ダンジョンなので50Fか100Fだろうとタカをくくって攻略し、90Fあたりで「あと少しだ」と励まされた結果、256Fがクリアという苦行でした。
 200F超える頃にはププルもくぅもLv99。カンストです。

 しかもそのときは運が悪く、くぅの奴は『合成の知識』というスキルを一度も覚えてくれませんでした。おかげで全く武器は強くならず、宝箱を開けてはレベルを落とされ続けるという悪夢が続きます。

 そのうえさらに、このゲームはダンジョンの途中に脱出エリア――町への帰還スポットがちょくちょく出てくるというのに、一度帰ったら1Fからやり直しという仕様があります。
 主人公が「一回街に帰って休もっか!」という話がでるたびに、バカじゃないのと思いながらスルーして階段を上がり続けてきました。

 ……ゲーム自体を中断は出来ても、ゲーム内で中断して街に戻るという選択は存在せず、そんな中で256Fまで登り続けるという苦行。

 ちなみにトロフィーだけでもという方はこの256F攻略は必須です。でないとトロフィーコンプはできない仕様です。

 この256Fの悪夢、クリア後は……こんな酷いダンジョンなのにあまりに何も達成感のない、そしてみんな疲れていない様子でなんだか一気に冷めました。
 みんなこの元凶の神をぶっ飛ばそうぜと、貴重な時間をこんな無駄なダンジョン攻略に費やしてしまったと、もうひたすら悲しくなりました。

まとめ

 楽しくプレイできるのはストーリークリアまでなので、『余章』はプレイせずにそっと終わりましょう。トロフィー回収も絶対コンプ!という方でもない限りは精神衛生上、256F以外のものを頑張ることをおすすめします。

 この256Fクリアで手に入るトロフィーも、一応クソゲー制覇の偉大な勲章として密かに讃えられること間違いないですが、そんなダンジョンを攻略している間にほかのゲームを二本くらいはがっつり楽しめると思うので、よほど好奇心と根性に満ち溢れた方以外は避けることをおすすめします。本当、おすすめしますので。
 やっていると気がおかしくなりそうですよ。ほかの作業しながらのプレイでも苦痛だったので、やめるべきです。

 あと256Fはクリア後にスチルとか絵が出ることもないので、注意です。
 それとボスもLvカンストしてるせいか、武器が宝箱のせいですごく弱くなってしまったのに2パンで倒せました。256Fのボスなのに、なにこの弱さ。

 と、クリア後要素でボロクソな感想を抱いてしまいがちですが、ストーリーは心が明るくなるような素敵なストーリーです。
 気持ちが明るくなる物語、セブンスドラゴン(DS)の立ち絵などを手がけたモタさんのキャラ絵が好きという方は、エンディングまでプレイする分には十分楽しめるかと思います。

 総評:普通に遊ぶ分には楽しい、クリア後要素さえなければ良ゲーでした!

 追加ダンジョンのおかげでボロボロでしたが、ププルやエターニャ、ギガディスを見れたのでなかなか楽しむことができました。続編が出るのかは謎ですが、まあひどいシステムでなければありかなと思える程度には面白かったです。

 最近気持ちが沈んでいたり、可愛いププルやダメダメ残念魔王を見たりして元気をもらいたい方は是非プレイしてみることをおすすめします。安いですし!
 クソゲー認定されているおかげで、めっちゃ安くなってますからね。内容もさほど長くはないので、お手軽に遊べます。

 それにしても、やはり大勢がクソゲーというものには必ず何か凄まじい要素がそのゲームの中に入っているということなんだなとしみじみ体で覚えさせられたゲームなのでした(´・ω・`)