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小説『俺を好きなのはお前だけかよ』感想!

 第22回電撃文庫金賞を受賞した『俺を好きなのはお前だけかよ』を読んでみました。
 ので、今回は小説の書評です!


 今作は電撃文庫公式サイトでも試し読みをして発売を楽しみにしていた作品でもあったので、面白いと確信を半分持ちながら読んでおります。
 発売から結構日が経っていることについては、まあ、すっかり発売日を忘れてしまっていたわけで(笑)


 今作の読了時間は4時間。
 今回は二日に分けて読んだことも理由ではあるのですが、初の電子書籍で慣れないのかもしれません。思ったよりも時間がかかっております。


 では感想いきます。ネタバレ要素は最後に持って行くので、気にされる方はご注意を。
 直前になったら注意書きもだします。


学園ラブ?コメ

 物語は普通のとある高校。そこに通う『僕』ことジョーロくんの登校から始まります。
 ベタベタの妄想っぽいラブコメ風に会話や話が進んでいきますが、この小説のタイトルを忘れてはいけません。

『俺を好きなのはお前だけかよ』

 とりあえず魅力的なヒロインは恋愛に発展しないんだろうな、と一歩引いた感じで冒頭から読んで行きました。
 そうすると主人公はラノベのテンプレを理解しつつキャラを演じ、女子に近づいていた少し痛いけど頭の回る人物だと判明します。

 そう、全ては超可愛い女子を攻略するため!
 つまり王道ラノベ的にハーレム的に彼女をゲット!

 しようと思ったのだが……目をつけていた彼女たちは実は全然俺のことを好きではなかったのだった。

 というところから物語は始まります。
 ちなみにこの部分までは公式サイトとか電子書籍の立ち読みで読める部分なので、気になる方は読んでみると良いと思います。そこそこのボリュームもあって面白いですよ。

 で、タイトルのとおり『俺』くんを好きな子は実は一人しかいなかったりします。
 そう、表紙のあの子です。三つ編みメガネの女の子。

 飴風的には家庭的で可愛い地味目で優しい女の子が好きなので、九岡望先生のエスケヱプ・スピヰドに登場する叶葉ちゃんが個人的に素晴らしすぎてどストライクだったり。可愛いですよね、良い子だし。

 と少し脱線しましたが、三つ編みメガネの女の子が主人公を狙っているヒロインということになります。
 が、彼女はもう小説の冒頭に登場している時から変わらず性格が少しひねくれています。そのせいか図書委員とはいえいつも図書室で一人です。
 少し気難しく、自分の意見がはっきりとある女の子ですね。叶葉ちゃんみたいに思いやったり、優しくはないですが、主人公のために厳しくするという優しさを持ち合わせた子です。
 ただ一つ、読者的にかなり好みが別れる難点がありますが……。


 一応、今作の感想を端的にまとめると以下の通り。
ラノベではないエンタメの高校小説のようだった
・一人称の字の文。面白い……が、同じ文の使い回しが多い
 →構成上仕方ないが、何度も答え合わせさせられている感がある
  一、二回はまだしも何度も何度も出てくる。そういう設定とネタだとは理解しつつも、同じこと話しすぎ。
・コメディ的な意味で面白い
・設定と構成を少しひねった話
・人間関係が微妙に生々しい。
・ヒロインは露骨な容姿以外の魅力を押し出して描いて欲しかった

 少し厳しめな感想ですが、それもこれもラストでがっかりさせられてしまったからだったりします。
 いや、クライマックスまでは面白いんです。でもクライマックス後、全てが落ち着いた後がもうちょっとなんとかならなかったかなという思いが(^^;


 で、ここからネタバレ込みでいろいろ感想を語っていきます。


ネタバレ込み感想

 ちょっとやりすぎ、クズが多すぎませんかねという印象でした。
 いや、ラスト(クライマックス後の展開)からモヤモヤしたまま読了しまったのがいけないとは思いますが、少し時間を置いて改めて感想を書いてみると、ちょっと個人的には「うーん……」という部分が多いです。

 というのも、登場人物が全体的に性格ひどいです。
 最初のヒロイン二人は、主人公を平気で振り回しまくったのもありますが主人公が彼女たちへの興味が失せたのと同様に自分も冷めてしまいました。
 それに図書室で主人公が糾弾される一件では、ヒロイン二人が主人公を素で友達としてですらなく、ゴミか小石のようにしか思っていなかったことを明かされ、幻滅です。

 え、生徒会長ともあろう人が自分のために奔走してくれた人になんとも思わなかったの?
 え、幼馴染なのに小石とかゴミみたいにしか本当に思ってなかったの? というか、高校で主人公の友人に一目惚れする前からそんな風に思ってたわけですか?

 なんかこう、テンプレ的生徒会長、幼馴染の設定を貼り付けただけの人みたいな感じで友情すら照れ隠し抜きで本当に無いらしいという部分が発覚してから印象は最悪でしたね。
 少なくとも一緒に学校を行き来してきた幼馴染はもう少し、高校でちょっと一緒になった生徒会長よりは罪悪感とか感じてもいいんじゃないの? と。

 だって自分たちのせいで主人公はスクールカースト最下位にされて、クラスで机に花瓶置かれたり椅子に画鋲を置かれていじめを受けるようになったのに、主人公の友人が謝って真実を明かさなければなんとも思わず当然の報いと思っていたわけですし。
 せめて「や、やりすぎだよ!」くらいはかばったり、思いやる一面はあっても良かったのでは。
 生徒会長、幼馴染……なんか属性だけなんだなと、ヒロインに幻滅すると同時に心がないなと思いました。

 役割とテンプレ的属性だけで、彼女たち個々人の中身の設定がほぼ皆無ということが原因なのかなとメタ視点からは感じましたね。
 だって生徒会長とか予習しないと何もできない、ノートにめっちゃメモして考えを書く癖の理由とか背景とか、何もなさそうな印象でしたし。
 幼馴染ちゃんも学校まで走る理由は鍛えるためとか特になくて、ノリっぽいですからね。
 というかスポーツマンなのにいつも付き合ってくれている主人公くんになんとも思わないのね、と少し思ったり。
 試合とかもおそらく応援来てくれていて、差し入れももらっているだろうに。

 飴風はテニス部経験あって試合とかも出ていましたが、夏なんかは特に差し入れは本当にありがたいですし、常日頃から礼儀や感謝の気持ちは忘れてはいけない。そんな雰囲気でした。
 というか別に強制じゃないのに応援に来てくれる人とか、自分なんかの試合を応援しに来てくれて……ありがとう!頑張る!絶対勝つよ! って思いますし。

 そもそも県大会、全国大会出るような選手でなくとも人に、しかも硬式のボールを後頭部にぶつけるようなことはしませんし。

 うーむ、幼馴染の子への印象はもう考えれば考えるほどいろいろひどいです。


 で、全ては主人公の親友の大会での出来事に収束するという話だったわけですが、親友も主人公に恨みを持っていたことはまあ仕方ないとは思います。
 が、なんというか……好きな子が学校にいること知ってたなら早くから行動しろよと思ってしまいますね(^_^;)

 どんだけ主人公を貶めたかったんだよ、怖いよ!? というレベルです。
 もっと別の方向で直球勝負すれば良かったのにと。

 最終目的が好きな女の子と両思いになる。なら今回の行動は悪手だし、そもそもシンプルに主人公の協力を得たほうが主人公を苦しめる結果にもなり、好きな女の子に主人公を諦めさせることもできて一石二鳥です。うまくいくかはともかく。

 なのにわざわざ人を巻き込む奸計を使い、主人公をスクールカースト最下位に落として大勢のいじめの対象にさせた。
 好きな女の子の前でぶん殴った。
 ……いや、演技だとしても普通に親友くん格好いい、ありがとうという展開にはならないだろうと思ったり。

 あとそのあたりはまあともかく、お話としては十分面白くはあったので置いておきます。
 でも、でも個人的には最後どうにかしてくれと。

 なんでパンジーがグラマラスでメガネも伊達で三つ編みですらないんだー! あと胸は何故巨大!?

 主人公はちゃんと人のことを思いやれる素晴らしい人物だというクライマックス後、やっぱりお前のこと好きになるの無理みたいな感じにパンジーとなりつつの、突然の変身。

 ……メガネ外して可愛いだけで十分なんだよ?
 実は中学校で好きになったあの子程度で、別に世界最高の美少女(美女?)にしなくても良かったんだよ……?
 唖然としました。いや、きっと地味目の子でもイラストレーターさんが可愛く描いてくれると思うんだけど、とメタ的にも思ったり。

 しかも、主人公を体で釣っているという。
 なんだか体で誘惑するしか主人公をつなぎとめておけなくなってしまったパンジーがすごく可哀想で仕方ありませんでした。
 主人公も主人公で、そんな照れ隠しですらない意味で嫌いな女の子の体を見るために図書室に通い続けるとか嫌じゃないのと思ったり。

 ……うん、結局恋愛は気持ちが大事だよみたいなこと言っておいて、最後がこれか……とモヤモヤしました。
 ラノベなのに萌え要素無し、報われる恋もなし、友情すらほぼ無し。

 最後を、本当、最後をもっとうまくまとめてくれれば感想や印象もだいぶ違ったものになったかなというのが総評です。

 登場人物の半分以上に幻滅する展開の話で、最後に残った主人公とヒロインのパンジー。
 でも関係が歪すぎますね……。

 今後もパンジーが主人公の心を引き止めるために体で魅了して、一生懸命気を引いて、ずっと「お前嫌い」と言われ続けるのかと思うと不憫でなりません。主人公、素でこのヒロインに対して思いやりがないですからね。


 コメディ的に面白い作品ではあります。単発のエンタメ小説としては出来は良いです。
 が、ラノベとしてはどうなんだろうな……というのが正直なところ。
 今後の展開にちょっと期待ができません。個人的な好みから少し外れちゃってます。

 ので、アニメ化したりしたらまた読むかもしれません。個人的には心に刺さらないお話でした。
 結構前に読んだメアリスケルターのほうが読了感は良かったかもです。

 ということでめちゃくちゃ酷評を書いてしまいましたが、気軽に読む分には面白いお話だとは思います。
 主人公がどのようにしてスクールカースト最下位にまで落ち込んだのか、高校生の男女関係の歪なもつれや修羅場がどうなるのか?

 興味を惹かれた方はまず試し読みをしてみることをおすすめします。
 クライマックス部分までは笑えて面白いです。その後の展開についての印象も個人差がありますからね!

 それでは今回はこれにて!
 

宝くじのハズレ券で何がもらえる?

 物心付いた新年のある日の朝、母に呼ばれて行ってみると宝くじと新聞を手渡されました。
 母は気合いに満ちた表情で一言。

『みんなで当たりを探すよ!』

 そんな調子で毎年、家族総出で当たりくじを探したものでした。両親としては子供の方が当たりを引きやすいということで、よく手渡してくれたようです。
 スクラッチくじも同様、ある日突然手渡されて弟とわいわい当たった、外れたーと楽しんでいたものです。高額なあたりなんて一度も引いたことはありませんでしたが、それでも300円が当たった時には手放しに喜び、3000円が当たった時には「おお!」とみんなで驚いたりと、お金よりも当たりを楽しみにしていたように思います。

 けれど外れたクジはいつもゴミ箱へ捨てたり、スクラッチくじに至っては意味もなく全部削って惜しかったなーとわいわいしてから最終的にゴミ箱でした。

 でも、それは実はもったいないことだったようです。

 一昨日くらいにテレビで宝くじのハズレ券は来年の9月2日までもっておくべきというお得な話を聞きました。
 なんでも敗者復活戦的に、ハズレくじでもう一度抽選ができる機会があるのだとか……!

 なんだかお祭りじみていて楽しそうなので、来年に向けた備忘録に少し情報をまとめてみようと思います。


粗品がもらえる抽選会!

 宝くじといえば毎年恒例――というより確率的に当然ながらも、大抵の場合300円当たれば良い方でハズレ券のほうが多くなります。
 が、今年買った宝くじは来年の9月2日まで捨てないほうが良いそうです。

 というのも、ハズレ券の再抽選会――『宝くじの日お楽しみ抽せん』というものを9月2日に開催しているからなのだそう。

 まあ、『お楽しみ抽選』ということなのでお金は当たらないのですが、米やタオル、タンブラーやLEDライトなどの粗品が当たるようです。
 お米が当たったら嬉しいところですね。きっとすごく美味しいお米に違いありません!

 粗品は毎年変わるのですが、当たれば好きなものをひとつもらえるようなので、2016年と2015年、あと2014年のものを参考に記しておきますね。

2016年の賞品

今治純白タオルセット
・マイクロウェーブヒートライト
・蒸三ステンレスラウンドロックタンブラー
・3銘柄米食べ比べセット(1㎏×各1袋)
・停電センサーLEDサーチライト

2015年の賞品

・南三陸製復興支援卓上時計
タニタ体組成計インナースキャン
・産地精米 魚沼・新潟米 贅沢詰合せ 合計6㎏
オムロン 上腕式血圧計
・ジェントス エクスプローラランタン

2014年の賞品

・CASIO電波時計
・マグボトル
・停電センサー付LEDサーチライト
・イワキ パック&レンジ角型3点セット
・雪蔵氷温熟成新潟産こしひかり2㎏

 ……とりあえず、米がもらえる可能性は変わらない模様!


該当期間と注意点

 宝くじ公式サイトによれば9月2日は『宝くじの日』。
「9と2」の語呂合わせで、9月2日を『宝くじの日』として扱うようになったそうです。
 その伝統は古く、昭和42年から『宝くじの日』という記念日が続き、さらにその六年後。
 『宝くじの日』を記念して、昭和48年から宝くじのハズレ券が対象の『宝くじの日お楽しみ抽せん』という抽選会を実施している模様です。

 該当のハズレ券は前年の9月1日からその年の8月31日(1年間)までの物が使えるとのこと。

 なお公式サイトの該当ページはこちら↓
 http://www.takarakuji-official.jp/check/retry.html

 一応、公式サイトによればハズレ券を使える『宝くじの日お楽しみ抽選』の詳細は8月頃に発表されるようです。

 ちなみにハズレ券についての注意点としては該当期間の他に、
 「数字選択式宝くじ」、「イベントくじ」は対象外なのだそう。

 ただ、スクラッチは『宝くじ券の裏面にいつの「お楽しみ抽せん」の対象となるか記載してあります』とのことなので、一般的なスクラッチくじであればハズレ券として使えるのかもしれませんね。

 それと当たった場合は10月末までに送らなければならないそうです。
 10月中旬には思い出して調べたいところですね。

 来年は私も、お楽しみ抽選にも期待して手元のクジを持っておこうと思います。
 まあしかし、そちらも相当に低い確率だとは思いますが夢は大きく持ちたいですからね!

 来年の8月末まで覚えられるよう、翌年のカレンダーに先に予定を書いておくのが吉かもしれません。
 スマホのカレンダーにアラームつけて予定を書いておくのも有効かもしれませんね!

 ではあなたの幸運と、来年の自分の幸運を祈ります。
 Good luck!!

年末ジャンボもやっぱり宝くじの当選確率が凄まじかった

 ああ、1等じゃなくても100万円とか当たったらいいなー、せめて一万円来ないかなーとか買ったあとに思うものの、確率はさすが日本全国規模の一大宝くじとあって冗談のような低さ。

 そういう理解はしつつも、ついちょっと夢見て買ってしまいますよね。3000円でもいいから当たらないかな、とか。運試しに、とか。

 でもその確率って知ってますか?

 はい、飴風の場合は調べる前までは知らずに購入してました(≧∇≦*)
 運試し的な感じで。いわば行事のようなものですね!

 ちなみに今年の年末ジャンボの場合の話になりますが、

 結論から言うと、一等の当選確率は1/2000万。
 パーセンテージで示すと0.000005%

 二千万人の内から一人。しかもパーセンテージが……ハハハ。
 正直学校の3、40人のクラス内でもクジとかお菓子とか当選しないのに、なんて思ったりします(笑)
 あ、でも成人式の抽選ではクイズで高級なボールペンが当たりましたが、でもそれは主催者側の中に友人がいたからのような気がしますね……。

 とはいえもうすぐ年末。年末といえば宝くじ!←?
 が、テレビで宝くじのハズレ券は9月2日までもっておくべきというお得な話も聞きました。
 ので、来年に向けた備忘録に少し宝くじについての情報をまとめてみようと思います。

 ハズレ券の敗者復活戦については明日、まとめて書いておこうと思います。この再抽選会もなかなか紛らわしかったりするようで、覚え書きをしておかないと来年まで覚えていられるかかなり怪しいです(笑)

 とりあえず、今回は宝くじの当選確率を。
 時々これを見て、うっかり夢を買い過ぎないように自戒したいと思います(;´∀`) 

今回の当選確率

 簡単にパーセンテージで表記しておきます。
 何千万分の一という書き方はいまいち絶望感が自分の中では湧かないので……。
 では確率はだいたい以下のとおりです。多分。


1等(7億円):0.000005%
前後賞(1億5千万円):0.00001%
組違い賞(50万円):0.01%
2等(1500万円):0.0001%
3等(100万円):0.001%
4等(1万円):0.1%
5等(3000円):1%
6等(300円):10%

 ……300円ですら10%!
 でも運試しで買う分には、まあありかなとは思える確率ですね。
 6等というと少しガッカリ感はありますが、確率で見ると十分、おみくじでいう大吉のようです。

 改めて数値で見ると、あの300円はこんな凄まじい確率で自分の手元に来てくれてたんだなと、ありがたみが二倍三倍にも思えてきます。
 3000円に至っては1%!!
 当たったらそれはもう幸運という証明ですね!

 1%の確率で3000円当てたぞと周囲に笑い話的に自慢できるレベルですよ!
 
 話が逸れましたが、その計算方法も一応書いておこうと思います。確率だけ聞いても、何がどうなってその数値に至ったのかよくわかりませんからね。
 私自身も、改めて自分で計算してみて恐ろしさの片鱗を実際に垣間見ることができました( ̄▽ ̄;)


年末ジャンボ宝くじ本数の仕組み

 まず上のなぜ2000万で割っているのかというと、1ユニットが2000万本だからです。

 公式サイトの商品情報に『発売予定額』が記載されているのですが……↓
 http://www.takarakuji-official.jp/nj2016/

 そこには1500億円で25ユニットを発売予定だと書かれています。
 そして1ユニット2000万枚だとも。
 さらに右下あたりには1ユニットあたり1本の一等が入っているそうです。25本も当たりがあるなんて聞くと、なんだかいつもより確率が高そう、なんて期待しちゃいますね。

 で、その内訳は以下のようになっているみたいです。


 10万枚×200組=2000万枚(1ユニット)

  →1組:100000番~199999番までの10万枚分の宝くじの単位

   だから宝くじ10万枚入った箱が200個分で1ユニット(unit:塊)ということ。

 300円×2000万枚=60億円(1ユニットの販売金額)

 販売予定額は1500億円なので、それを60億円で割ると、

 1500億÷60億=25ユニット

 発売予定は25ユニットでしたね。
 こんな感じで改めて自分で計算してみると、宝くじ自体が無謀の権化なんだなと実感します。0が多い(^_^;)


 まさに確率的にも新年の運試しには良さそうな代物ではありますが、しかしさすが地方自治体の一大事業といったところですね。
 CMを何種類もお金をかけて流せるのも納得というものです。

 ひとまず今回はここまで。
 年明けて結果を見てハズレ券を放り捨てないよう、明日か明後日くらいにはハズレ券の保管と敗者復活抽選会についての情報収集の結果を記録しておこうと思います。

本当にクソゲー?聖魔導物語をプレイしてみた

 こんばんは、飴風タルトです。
 みなさんは魔導物語を知っていますか?

 初代ぷよぷよの原作にあたる、落ちモノパズルではないぷよぷよのキャラクターたちが登場するRPGなどのシリーズです。PC向けゲームの作品も多いようですね。

 そんなアルルやサタン、シェゾにルルーその他いろいろのキャラ達がわちゃわちゃとしていたらしい魔導物語
 そのリメイク+キャラ一新の作品がこの『聖魔導物語』。

 ローグライクの中でも不思議のダンジョン系。ランダム生成マップを主人公ププルを動かして冒険する感じですね。『風来のシレン』、『ポケモン不思議のダンジョン』『世界樹と不思議のダンジョン』をイメージして頂ければそういうシステムだとわかりやすいかもです。

 ……ところでこのゲームを買おうか悩んでいたときに『聖魔導物語』とグーグル先生に訊いてみると、検索の予測で『聖魔導物語 クソゲー』という組み合わせが出てきました。
 しかしAmazonのレビューを見ると、バグへ対応したアップデートが入ってからは問題ない、面白いという話を聞いて、安かったのもあり購入を決意。給料日直後なので調子乗ってました。

 そして現時点ではクリア後の要素も含めて終わったので、一応記録というか、警告というか……そんなものを書いておこうと思います。
 ちなみにネタバレといえるほどのものは特に書かないので、気にされている方はご安心ください。

プレイしてみた結果

 結論:普通に遊ぶ分には楽しい、クリア後要素さえなければ良ゲーです!

 Amazonのレビューを参考に、まずゲームソフトを差したあとにゲームのアップデートを先に行ってからプレイしてみました。
 アップデートをしておかないと、なんでも探索中にフリーズしたりととてつもなく大変らしいので……。
 操作感での懸念を先に払ってからのプレイになります。

 その結果……あれ、全然面白い!

 ゲームに関しては手応えのあるもののほうが好みの私ですが、不思議のダンジョンの中でもかなりサクサク進みます。ボス戦も武器を強化しておけばサクサク。
 それになによりキャラの掛け合いが面白い!

 キャラクターは一応一新されてはいるのですが、ぷよぷよのキャラクターの性格はだいたいそのまんまな雰囲気で入っています。
 けれど魔導物語時代でのキャラ達というよりは、現在のぷよぷよフィーバー以降のキャラクターの掛け合いに近い感じもしますね。(ぷよぷよ通あたりをやりこんでいたので、ぷよフィー以降の柔らかくなっていく初代キャラの変化には少し気になってたり)

 ただし主人公のププルにアルルが重なる感じはありませんでしたね。普通に可愛いと思います。
 個人的にはサタン的立ち位置の魔王ギガディスが初登場から好きになりましたね。どんだけ奥手で女の子に声もかけられないのかと思いつつ、オーバーな感情表現(爆発?)に笑ってました(笑)
 ほかのキャラクターも好感が持てるキャラが多いと思います。
 むしろ魔導物語ぷよぷよのキャラやルーツを気にしてプレイするのは良くない作品かもしれませんね。まあ、なぜ別キャラ別世界なのに『魔導物語』の言葉をタイトルに入れたのかは謎なのですが……。

 ただ、一匹だけ最後まで腹立たしい不愉快なキャラクターがいます。
 ……ププルの相方、カーバンクル的だけど全然違う立ち位置の『くうちゃん』です。
 クリア後には大嫌いになっていることうけあいですよ(´▽`#)

 そして武器を強化し、美味しそうな好きなカレーを作る迷宮飯ライフをエンジョイ。そしてテンポの良い面白い掛け合いを追いかけつつどんどんストーリーをクリアしていきました。

 後半になるにつれてダンジョンも、不思議のダンジョン系の宿命なのかどんどん長くなっていきますが、「クソゲーだー!」と投げ出すほどでは全然なく。
 武器を強化し、盾を強化していれば変なことや事故でも起きない限りは全然死にません。

 そんな調子で、くうちゃんにゴミや不用品を食べさせると習得するアイテム合成能力、クーシーボックスという一時ミニ倉庫などを駆使して楽々進んで行きました。

 そしてストーリはクリア!
 こうして気がつきました。なんだかんだいろいろあって、カレーを食べたり材料探したり、大変だった。でも話も面白かったじゃないか!と。

 ネットのレビューなんてやはり当てにできない。やはりゲームは世の中の意見じゃなくて自分の好みで良いゲームを選んだほうがいい。クソゲーでも神ゲーと崇め、好きだと言ってはばからない人もいるんだから!

 ……そんなことを思っていた時期もありました。
 ゲームのストーリークリアでハッピーエンド気分なプレイヤー飴風は即座に転落の道へと叩き落とされたのです。

クリア後の地獄

 クソゲーとは、なんだろうか。
 話がクソで面白くないのか。
 戦闘が重くて面倒で退屈なのか。
 敵が弱すぎたり強すぎたら駄目なのか。

 クリア後要素を瀕死になりながら終えたあと、私は思いました。

 ……プレイヤーのことを全く思いやらないゲームがクソゲーなのだと。

 ストーリークリアのエンディング後、amazon的に星4評価くらいが妥当ではないかと思っていた時期がありました。しかしその束の間の安息も、即座に失われることになるのです。
 ソレを意地で終えた頃には、amazon的につけたい評価は星1になっていました……。

 原因はクリア後の追加ダンジョン、『余章』のおはなし。
 クリア後のある日的な感じでダンジョンに挑むエクストラストーリーが登場します。そしてそこに登場するのはもちろんエクストラダンジョン。

 これが曲者というか、刺客でした。

 ダンジョン攻略しながら、途中途中でイベント会話が登場するのはエンディング前のダンジョン攻略でも定番だったので、それを心の支えにしながら攻略しました。が。

 みなさん、想像できるでしょうか……?
 突然150以上もの階層をひたすら、なんのイベントもなく黙々と、レベルも99にカンストしても黙々とダンジョンを進み続けなくてはならないという苦行。
 「あと少しだね」というイベント会話が出てきて、ホッとしたかと思ったその直後から始まる、+150以上も続くダンジョン。

 ぶっちゃけます。
 追加ダンジョンなので50Fか100Fだろうとタカをくくって攻略し、90Fあたりで「あと少しだ」と励まされた結果、256Fがクリアという苦行でした。
 200F超える頃にはププルもくぅもLv99。カンストです。

 しかもそのときは運が悪く、くぅの奴は『合成の知識』というスキルを一度も覚えてくれませんでした。おかげで全く武器は強くならず、宝箱を開けてはレベルを落とされ続けるという悪夢が続きます。

 そのうえさらに、このゲームはダンジョンの途中に脱出エリア――町への帰還スポットがちょくちょく出てくるというのに、一度帰ったら1Fからやり直しという仕様があります。
 主人公が「一回街に帰って休もっか!」という話がでるたびに、バカじゃないのと思いながらスルーして階段を上がり続けてきました。

 ……ゲーム自体を中断は出来ても、ゲーム内で中断して街に戻るという選択は存在せず、そんな中で256Fまで登り続けるという苦行。

 ちなみにトロフィーだけでもという方はこの256F攻略は必須です。でないとトロフィーコンプはできない仕様です。

 この256Fの悪夢、クリア後は……こんな酷いダンジョンなのにあまりに何も達成感のない、そしてみんな疲れていない様子でなんだか一気に冷めました。
 みんなこの元凶の神をぶっ飛ばそうぜと、貴重な時間をこんな無駄なダンジョン攻略に費やしてしまったと、もうひたすら悲しくなりました。

まとめ

 楽しくプレイできるのはストーリークリアまでなので、『余章』はプレイせずにそっと終わりましょう。トロフィー回収も絶対コンプ!という方でもない限りは精神衛生上、256F以外のものを頑張ることをおすすめします。

 この256Fクリアで手に入るトロフィーも、一応クソゲー制覇の偉大な勲章として密かに讃えられること間違いないですが、そんなダンジョンを攻略している間にほかのゲームを二本くらいはがっつり楽しめると思うので、よほど好奇心と根性に満ち溢れた方以外は避けることをおすすめします。本当、おすすめしますので。
 やっていると気がおかしくなりそうですよ。ほかの作業しながらのプレイでも苦痛だったので、やめるべきです。

 あと256Fはクリア後にスチルとか絵が出ることもないので、注意です。
 それとボスもLvカンストしてるせいか、武器が宝箱のせいですごく弱くなってしまったのに2パンで倒せました。256Fのボスなのに、なにこの弱さ。

 と、クリア後要素でボロクソな感想を抱いてしまいがちですが、ストーリーは心が明るくなるような素敵なストーリーです。
 気持ちが明るくなる物語、セブンスドラゴン(DS)の立ち絵などを手がけたモタさんのキャラ絵が好きという方は、エンディングまでプレイする分には十分楽しめるかと思います。

 総評:普通に遊ぶ分には楽しい、クリア後要素さえなければ良ゲーでした!

 追加ダンジョンのおかげでボロボロでしたが、ププルやエターニャ、ギガディスを見れたのでなかなか楽しむことができました。続編が出るのかは謎ですが、まあひどいシステムでなければありかなと思える程度には面白かったです。

 最近気持ちが沈んでいたり、可愛いププルやダメダメ残念魔王を見たりして元気をもらいたい方は是非プレイしてみることをおすすめします。安いですし!
 クソゲー認定されているおかげで、めっちゃ安くなってますからね。内容もさほど長くはないので、お手軽に遊べます。

 それにしても、やはり大勢がクソゲーというものには必ず何か凄まじい要素がそのゲームの中に入っているということなんだなとしみじみ体で覚えさせられたゲームなのでした(´・ω・`)

小説『神獄塔メアリスケルター』感想(ゲーム未プレイ)

 『神獄塔メアリスケルター』はVitaのゲームを元に書かれた小説です。

 さりげなくゲームのシナリオを書いた方、乙野四方字(おとのよもじ)さんが今作の小説も手がけています。
 ということで結構設定についての別視点のお話もあったりするわけなのですが……飴風的にはちょっと期待しすぎたせいか「うーん?」な感想でした。
 それについても具体的に書いていきます。

 あと今作(小説の)後半あたりにはゲーム終盤についての致命的なネタバレがあるという注意書きもあるくらいにゲーム元ネタ小説にしては珍しく踏み込んでいるのですが、そのあたりは小説としては人によって評価が分かれるところ……かもしれないといったところ。
 そのあたりは読んでいた時も結構、「えっ、ゲームがすごく面白かったらどうしよう……!?」といろいろネタバレさけるよう気をつけながら調べた後に開いたりもしました(笑)

 ということで、注意書きにある小説内のゲームにおける超核心部分のネタバレについては記事の最後あたりに書きますし、注意書きもするので気をつけて読んでください。

 ちなみに今作の飴風の読了時間はだいたい二時間。
 結構伏線かなって思った部分を読み返しながら読んでしまったので、思ったよりも時間がかかりましたが先が気になる展開が多いので集中して読みやすい内容だと思います。

 では個人的な感想、レッツゴー!

あらすじ

 ジェイルと呼ばれる謎の植物によって地下に引きずり込まれ、不気味な膜によって太陽の光を遮断された世界。
 光が失われてから生まれた世代の子供たち、主人公のマモルとヒロインの少女ヒカリ。
 物語は二人が畑泥棒(つまみ食い)の帰りに偶然人間狩りをしていたらしいメルヒェンと呼ばれる化物に襲われ捕らわれるところから始まる。
 メルヒェンは人間のように話せず、その思考もよくわからない。
 だがなぜだか人間を集めてはダンジョン内の監獄に放り込み、ぎりぎり死なない程度に加減された拷問を囚人たちに連日繰り返す。
 主人公たちは脱獄しようとするが……。

面白い点

・カエデ(登場人物)が可愛い
・前半の脱出シーンの臨場感
・緊張感がある場面がある
・主人公に好感が持てる

 カエデさんが個人的に姉御って感じで可愛くてよかったです。
 あと前半の命懸けの逃走劇や拷問を繰り返される日々なんかは、これは一体どういう意味なのだろう、化物に変えられてしまうのだろうか、無事に逃げられるのか……?
 と少しだけドキドキしました。

不満点

・主人公のマモルが目立つ活躍をしない
・ヒカリとの関係の描写が少ない気が
・『命を賭けた脱出スリリングストーリー』は前半の一部のみだった
・“必死さ”が感じられない
・セリフでスリルも緊張感も薄まる
・最初の拷問の『壁を舐めさせられる』が最後まで謎
・ラストも少し置いてきぼりだった

 ゲームの原作ありきの小説ということで仕方ないのはありますが、マモルの活躍がパッとしないのは少し残念でした。マモルがいなくても物語が進みそうな気もしなくもないように思えてしまったりもしたので、もやもやしましたね。
 無力な人間故に絶対的な力を持つ化物からは逃げるしかない。というのもありだとは思いますが、メルヒェンを倒せる超人、血式少女たちが持つ武器は人間も使えないのかな? とも思ったり。
 一応、銃とかで倒せなくもないらしいですが、銃弾や銃自体の生産がこの外部の世界と分断された世界では厳しいのかもしれません。
 これが原作の宣伝の小説ではなかったら、もっとガッツリ踏み込んで、いろいろなドラマが展開したのではないかと思います。
 脱出も、散りばめられた疑惑もだいたい未回収で終わるので少しモヤモヤしました。

 実際のところ読了後も、ゲームをすればわかるのかも判断付かない謎が多すぎるので、消化不良感は否めません。原作プレイ済みだったら回収できる謎もある……のかな?
 とりあえず小説版のネタバレ込みで感想も書いていきます。
 以下、ネタバレありなので要注意です!

ネタバレ付きの感想

 脱出系という宣伝と表紙買いをしてしまったので、マモルが「俺がお前の代わりに拷問を受ける」という身代わり的な意味で守ってばかりという展開が多いというのも、うーんという感じでした。
 あと読了後に表紙とか絵を見返して思ったのですが、これ表紙のイラストって序盤、拷問に連れて行かれそうになるヒカリを「俺が行く」と庇うシーンだったんだなと気づきました。

 こう、期待としては「俺は負けねぇ、こいつを守る!」みたいな感じで立ち向かう、絶対者に反抗するようなイメージを持っていたのですが、全然そんなことはなく。

 それとメルヒェンが人間をとらえて行う拷問には三種類あって、大量出血させるものと苦痛で悲鳴を上げさせるもの、あと壁を舐めさせるものがあるそうです。
 ……これ、流血はもしかしたら塔の成長に関係あるかもだけど他二つは関係ある?
 とずっと疑問でした。
 壁を舐めるのはなんか、こう、壁はジェイルという植物っぽい謎の生命体が作り出したものっぽいので何か体に変異を起こして化物にするんじゃないかと思ったりしたのですが、わりとそんなこともなかったっぽいです。
 それに一ヶ月以上経っても人間として生きていられるようですからね。

 壁を舐めると甘い味がかすかにしたらしいのですが、この拷問行為に意味はあったのか、ダンジョンの主のナイトメアも知らないならどうしてこういうことになっているのか?

 メルヒェン、変態? 本能的に変態?

 とにかく最後までこの謎はきちんと解明されることはありませんでした。
 一応、最初の監獄で鬼ごっこを要求してきたナイトメアはメルヒェンを食べてナイトメアという化物になったらしいので、もしかしたら仲間を増やそうとしたのかもという考察もできなくもありませんが、それなら毎日ぽんぽん殺しているメルヒェンや、ジェイルの壁を切り取って食べさせればいいわけですからね。

 あと、最後にマモルたちが核に触れて卵視点(?)になったところがかなり疑問でした。
 マモル以外のみんなも卵視点なの?と。核、あるいはジェイルに意思でもあるのだろうかと疑問で頭がいっぱいでしたが、まあ、そこはゲームに合わせるための部分なのだろうと無理やり納得しました。実はジェイルには意思があって、善良な意思を受けて擬態化を作りたいという本能か願いか何かがあったのだと自己補完してます。

 このようにしてヒカリが天使になったりと擬態化のシステムも結構困惑したりする内容でしたが、でも一応、番外のお話としてはまとまったように思います。

 全体としては面白かったです。
 ただひとつ、迷宮入りしたことや不満点に全て目をつぶってひとつだけ気になったことがあります。
 メルヒェン……見た目が着ぐるみっぽい挿絵があったりしたんですが、あれが実際の姿なんでしょうか?

 個人的にはこう、目がなかったり腕に巨大な刃物があったりとホラー感がある姿を想像していたりしたのですが。あと欲を言えばタクミもあんなにチャラい髪型のイメージではなかったような気もしなくはなかったですが、まあそこは好きずきですね。
 でもカエデさんは完璧なのでオールオッケーです!

総評

 結構ディスってしまいましたが面白いおはなしだとは思いました。
 ただ一冊の小説としての設定と話のまとまりを期待すると、ゲームありきの小説なので多くの謎や組織の疑惑が迷宮入り、一部おいていきぼりは避けられないでしょう。
 (あとゲーム自体がシナリオは面白いのに操作やバグが辛いみたいな話もあるので手を伸ばしにくいです…)

 興味があったら買って読んでみるのも一興です。
 可能だったら立ち読みを検討するのもおおいにありだと思います。かなり好みが分かれそうな内容と密度ですが、好きな人は好きになれると思います。
 ゲームプレイ済みの方は、きっとまったく問題ないことでしょう。

 世界観は素晴らしくて完結した小説で読みたいと思える良作ではあるので、個人的にはそこそこ満足できました。
 なにより読みやすかったですからね。時々読みやすすぎて緊張感や切迫感が失われるのは惜しかったですが、カエデさんがいるのでOKです。

 長くなりましたが、面白かったです。
 久しぶりの書評レビューでしたが、盛大にマイナーなところに飛び込んでしまいました(笑)

 設定は面白いので、気になる方は手に取って見てみることをおすすめします。

 それでは、これにて!

愛猫の死。溢れる後悔。もう一度創作を

 11月13日(日)の早朝、最愛の愛猫が苦しみ、二時間の必死の健闘の後、その命は私の腕の中で尽きました。

 動物病院へ駆け込むも原因不明の脱水症状と、今この瞬間に息絶えてもおかしくないほどの低い心拍数。
 脱水で血液検査すらままならず、皮下注射で水分を自然に吸収してもらうのを待つという処方が精一杯の状態。もうひとつの選択として、お医者様が預かって対応するというものがありましたが、見ず知らずの人々、見知らぬ場所で一人孤独に闘病するのは動物にとっては凄まじい恐怖と不安――「ストレス過多で亡くなってしまう・もしものとき家族が看取れない・本人(猫)が孤独に息絶える可能性」というリスクを伝えられ、自宅に連れ帰ることにしました。
 車の中では、私の腕の中で辛そうにしていながらも必死に息をして胸が上下していました。呼吸も絶えだえです。

「大丈夫だよ」「もうすぐ家に着くよ」「なに大丈夫、にゃんにゃん」とか震えそうになる声を抑えながら、頭を撫でて、背中をなでれば安心するからとなでていました。
 なんとなく、気持ちよさそうに目を細めたような、そんな気がしました。もう、病院にいたときにも悪化して、目が見えなくなっていたようだったというのに。

 病院で、どうやら目が見えなくなったようだと気づきつつ撫でて声をかけていた時、愛猫は私が声をかけるたびにむせていました。
 「けほっ」と。
 喉に何か液体が詰まったかのような、そんな調子で。

 鳴こうとしたのだと、わかりました。
 私が名前を呼んでなでると、そのたびにのどを詰まらせたように「けほっ」と。
 何度も、何度も、そんな調子で。

 私が彼を応援したように、彼もまた私を安心させようと声を出そうとしたのかもしれない。そんなようにさえ、今は思えます。

 そしてようやく自宅について、「家に着いたぞ、ほら、おうちだっ」。上機嫌な感じの声で私は腕の中の愛猫に声をかけて抱き上げ、車から降りて早足で玄関をくぐりました。
 家の中に入って、サンダルの靴を放り出すように脱いで中に入ったとき、一緒にいた父と弟が、腕の中の愛猫が嬉しそうに尻尾を振っていたと、あとで教えてくれました。

 愛猫は体が冷えていて、お医者様も温めてあげてと言っていたので、お日様の当たるところにそっと慎重に寝かせて、頭を撫でて様子を見守っていました。
 ……でも、様子がおかしいのです。

 視覚の反射といった反応がなくなっているとお医者様に聞いたので、そのことについては仕方ないと思いました。
 でも、口を開けたまま、微動だにしません。
 だけれど病院でも、息をしているか不安になるような様子だったので、まだそうなったとは断言できない状況。その時もお医者様に訊いたら、「ちゃんと呼吸しているよ」と言っていましたし。

 だけれど、鼻や開いた口に手を当てても息をしているかどうか、全然わからなくて。
 足の内側をお医者様が触って脈を測っていたので手を入れて探ってみましたが、ぴくりとも反応がなく、温もりもほとんどなくて……。

 それから、二十分以上経ったんでしょうか。

 ずっと判断がつかないまま、撫でて、愛でて、大丈夫だよねと声をかけて、撫でて、額に自分の額をすりつけて、それでお日様のおかげか愛猫の体はどんどん温かくなっていって……やがて、十三年の時を共に過ごし、共に育った最愛の猫が息を引き取ったのだと、理解しました。

 思えば、日なたに愛猫を横たえた時にはすでに事切れていたような感覚がどこかにありました。くちが、開いていたので……。
 そうだとしたら、私の腕の中で最愛の愛猫は息絶えたということになるのでしょう。

 愛猫は、四六時中私のあとをついてくるほど私のことが大好きでした。(ナルシーじゃないよ!)
 ご飯食べるときは私のところに来て、「これ美味しい?」と興味深そうにすぐそばで無言の威圧感を出してきたり、油断してると私の私物にマーキングしようとしたり、風呂に入るときはそんなに心配なのか風呂場の前でずっと待っててくれたり。

 旅行で家を空けるときは、昔なんかはよく夜に寂しそうな(というか悲痛な)声を上げて「アーオ、アーオ!」と鳴いていたらしいです。
 あと私が部屋に閉じこもって宿題とかレポートとかしている時にも、「アーオ!」と私を探しながら鳴いたりとか(笑)

 それに頭も良かったんですよ。
 L字型の取っ手(ドアノブ)の扉を自力で考えて開けたりとか、爪を立てずに窓も開けられるしふすまも開けられます。まるで忍者のよう。

 それでいてシャイで遠慮がちで、私が寝床にいるときなんかはくるくると私の周りを歩き回って、私が起きていると寝ようとしないので寝たふりをするんですけど、勇気が出たときは思い切って私の腕に寄りかかるようにして寝て、勇気が出なかったときは足の間とかほんの少し離れた布団で私を見守るように眠るのです。

 もう愛されすぎて、昔なんかもう一匹猫をもらってきたときに嫉妬して、私にだけ爪で全力で襲いかかったくらいですからね(笑)
 背中と肩に、その時の爪痕があるくらいに(笑)

 思えば本当に、昔は手がつけられなくなりそうなくらいやんちゃでワガママで、ガチの暴れん坊でした。まさに王。むしろ暴君!
 なんという男だ……。

 そんなこんなで、昔はその愛猫を捨てるとか、去勢するとかいう話も出ていましたが、私は絶対嫌だと言い続けて、今日までゆっくりと、そして月日が経つにつれて落ち着いていき、いつも一緒に寝ていたくらい仲良く共に過ごしてきました。
 まるで「昔はやんちゃしたさ」と悟りを開いた仙人みたいな感じですが(笑)

 でも、ですね。
 最近は創作で悩んだり、人生に悩んだり、学校に悩んだりして、家にいるときは部屋に閉じこもりがちになってしまっていたんです。寝るときも、自室に閉じこもって眠ることが多くなりました。

 この習慣は大学のレポートに追われていたことが発端で、工学部で、二学年、三学年と学年が上がるにつれてどんどん難しく、書く量も冗談のように増えて行ったんです。しかも全部手書きなのですよ。気が付けば四十ページ以上手書きとか普通になっていて。
 でもまあ、実験レポートだけならまだ一週間かけて頑張れば自殺願望とか絶望とかでここまで追い詰められたりはしなかったでしょう。

 ええ、他の講義でもレポートや課題がどんどん出されました。
 だいたい手書きで、講義で教えてもらったことだけで解けるような内容ではありませんでした。工学系の教授や先生は苦労した人が多いらしくてですね、我々若造にも“苦労を知りながら”成長して欲しいらしく、だいたいが「ググれカス」の方針なんですね。

 たしかに大学では自ら学ぶことが大切だと、「ググれカス(主に専門書で※重要)」が方針の教授たちが言うことももっともだと思いはするのですが……でも、それをしていたら、いずれどこかで破綻してしまうんですよね。
 完璧に全部やろうと最初はしていたのですが、実験レポートの再提出(考察の解釈が微妙に違う、計算間違い、ページ番号の書き忘れ、教授の字が汚すぎて読めないけどなんか書き直す必要があるらしいとかいろいろ)があったりした週なんかは本当に地獄で。だって再提出の修正+今週の実験レポートとかもあるわけで。

 要領悪いし、結構ドジだったりうっかり屋さんだったり、変なところで楽天家だったりするので、使った式が少し違っていたり、使うべき式がひとつ抜けていて結果がデータと合わなかったり、見ていたデータが一行ズレていたりもわりとあります。救いようのないパターンが原因不明の不調でデータがおかしい時とかですね。実験は計測機も試験体も導線も、場合によっては人口密度でも微妙に観測データがずれたりするので、『あれ、ここまで合ってるのにこのあたりのプロット(点)異常じゃね?』と後から、主にレポート書いてる時に気づく場合も。
 それに気づくまで頭を抱えてうごごごとしているわけです。
 そういう時は考察で異常な値の原因は云々と書けば良いのですが、それが間違っているかどうかのデータが探しようがない(前の経験者がいない・教授に訪ねても自分で考えろ)時は……心が疲れます。

 こんな調子だから心配されるのかもですが、うん。


 ……そして現在。最近に戻ります。
 一緒に寝ることは少なくなりました。
 でも家に帰ってきたとき、まっさきに愛猫の名前を呼んで探して、ひしっとくっついて撫でてべたべたするのが日常で。
 夕食を食べているときにやってきて、好きなものがあったら欲しいなーと甘えん坊になるのもいつものことで。くっついて歩いてきて、料理するときも風呂に入るときも近くにいるのが当たり前で。

 けれど最期の時に近い日には、じっと座って私を見ていることがありました。
 自室に入る時です。鍵閉めて閉じこもって何かをする時ですね。
 まるで値踏み、いや、観察するかのような様子でじっと私を見ていた時がありました。
 部屋に入りましたが、どうしても気になって「甘えたいのかな?」と愛猫のところに戻って頭を撫でたら気持ちよさそうにして。

 それからまた自室に入ろうとしたのですが、またじーっと見てきていました。いつもはこんなふうにはしないのに。
 ……つまり、寿命を知っていて、私の愛について考えていたのかなと少し考えてしまいます。

 自室では愛猫を避けるように閉じこもるようになった自分。
 それはレポートとか教科書とかにマーキングされないためで、それが少し習慣みたいになっていたのもいけなかったと思います。


 要約すると、後悔の赤黒い炎が胸を焦がしています。


 飴風には旅行や買い物に行くと愛猫が喜びそうなものを見つけては買っていこうかとさんざん迷った末に買っていくのが習慣になっているのですが、それがお供えでしかできなくなって、ああ、もっと贅沢な思いをさせてあげられればと。
 帰ってきたとき、「ただいまー!」と、そのあとに続く言葉に詰まって、声を震わせながら愛猫の名前を呼んで、遺骨の前で手を合わせて「ただいま」と祈りなおす。
 居間で過ごすときはいつも愛猫といたから、どうやって過ごせばいいかわからなくなる。
 いつも閉じこもっていた部屋にいても、もう会えない、甘えん坊を満足させられない現実にうちひしがれて、実験の単位を全て取り終えた現在、全て終わったはずの現在、絶望をする。

 大学を卒業すれば生涯年収がアルバイトよりも圧倒的に高い!
 そんな高校や世間での常識という名の信仰に縛られ、何度も考えた中退と就職を断念してきました。

 ……けれど、意味がなかった。
 お金をたくさん稼げるようになっても、それで幸せにできる最愛の存在がいなければ、意味がないと。
 お金を稼げるようになるための準備期間に最愛の存在にめいっぱい苦労をかけて寂しい思いをさせて、その挙句に贅沢で幸せな思いをさせる前に失ってしまうのでは、すべてが無意味で自己満足でしかなかったではないかと。

 やりきれませんでした。
 最近、少しバイトをしていて、実験レポートや講義、課題に追われていて遠慮していた短期以外のバイトで稼ぐ学生のお金は結構多くて、それだけで愛猫に良い思いをさせられるほどのお金でした。

 ……もっと早く、気づいていれば。
 バイトで十分だったではないかと。中退してバイトでも正社員でも働いていれば、夜くらいは穏やかに愛猫と一緒に過ごせて、もっと長生きさせられたはずだったと……すごく、後悔しています。

 大人になったんだから、世間の常識なんかにとらわれずに最愛の存在のために尽くすことを選んでも良かったはずだと、すごく、後悔です……。

 人生の目的や目標は人それぞれ。
 ソクラテスの本を読んだときにも、自分にとって真に大切なもののために生きようと思ったはずなのに、別に病気で寝込んでもいないし、明日も大丈夫だろうと身勝手に過ごした結果が、このお別れでした。

連載再開と不滅の愛

 あとですね、愛猫の出来事の前夜です。
 じつは飴風、ひとつの長編を中止させることを宣言してしまったのです。
 そのときはもう無理だという思いが強かったのですが、翌朝の悲劇が起こって。そしていまになって、もしかしたら、神様が天罰を下したのだろうかと少し思っています。
 断腸の思いでの長編停止の翌日、愛猫が亡くなったんです。
 いけない、ことだったのかなと少し、考えてしまいます。

 それに蒼天のシルフィード、止めると決めたあとからどんどん書こうと思っていた話が頭でモヤモヤしていたりもしました。
 だけれど、長編の停止と愛猫のこと。

 ここで長編を止めたままにしたらいけない気がして。
 長編を書き続けて、ちゃんと結末にたどりつくことで愛猫との現実の物語も愛と絆と一緒に続いていくのではないかと、そんな思いもあって。

 だから、また止めた長編『蒼天のシルフィード』は再開しようと思います。不定期更新ではありますが、書くつもりです。
 もしかしたら書き続けることで、いつか自分の死後、ひどいことをした神様が仕方ないなと愛猫に会わせて幸せにしてくれるかもしれませんし……。
 いや、そんなことする神様なんてものがいたら一発殴らせて欲しい気もするんですが。

 でも、向こうで待っている愛猫のためにも、見守ってくれているんだから頑張らないといけないなと思いました。

 『枯れてなお花は 凛とそこに咲く』

 『辿りつく詩』の一節です。
 肉体という物理的な形は失われても最愛の愛猫は私の胸の中で、凛と座って寄り添ってくれている。見守っている。

 だから、終わらせないためにまた頑張ろうと思います。
 生きて自分が頑張れば、楽しそうに、そして美味しいお供え物をあげて、良い報告をたくさんしてあげれば、あの心配性の愛猫も安心して幸せに穏やかに見守ってくれるに違いないのですから。

 だからまた、頑張ろうと思います。
 蒼天のシルフィードのレトルト・フォレンスと共にもう一度、夢に手を伸ばします。

連載遅れます

 おはようございます、飴風タルトです。
 『天空協奏曲』改め、『蒼天のシルフィード』の連載を始めたものの、飴風の心身の体調の操作が思うようにいかず、一週間お休みすることにしました。
 せっかくタイトルを改名して、頑張るぞーヽ(´▽`)/ となっていたのに。出鼻を自分がくじくという醜態。

 本当、歳を重ねるにつれて心がぽろぽろと崩れてきているような気がします。
 昔のほうがたくさん心に傷をつけられてきていたはずなのですが、明日や歪んだ人々の理不尽に怯えなくて良くなった現在の方がずっと安らかでいられるはずなのに、今度は未来が不安で恐ろしく思えてしまうこの心理状態は一体何なんでしょうね……。

 まあ、第三の思春期でも訪れたのかもしれません。早く活力を取り戻して、サクサク書いて見直して、更新していきたいものです(´・ω・`)

 書きたい気持ちはあるのに、強くてたまらないのに、書けなくなるってすごくモヤモヤします。
 自分の気持ちでも、小説でも。文章化すれば頭の中がすっきりと整頓されてキレイになるので、これからは小説が進まなくなったときは気分転換にブログを書いていくことにしようかな。

 そうしたらきっと、昨日はたいしたこと何もできていないな。とか。
 自分には何もできやしないんだ。とか。
 そんな無力感とか絶望感とか閉塞感その他もろもろの負の感情を乗り越えられるのではないかとも思うので!

 ということで先週はお休みで、今週から『蒼天のシルフィード』の更新を頑張ります。
 今話で初の戦闘が出てきます。
 いろいろ特殊な世界観ですし、お互い万全の状態ではありませんが戦闘というものは大抵の場合、不測の事態に起こるもの。
 限られた四肢の能力を駆使し、生き残りを賭けて頑張って二人とも!(作中にて殺伐)

 と、そんな感じで今回の連絡はこんな感じになります。
 ブログでは日常をつづったりもして、まさに日記のように日々の出来事をこれから書いていけるようにしていきたいなぁ。せっかくデザイン頑張ったし。

 朝から今日の出来事なんていうのもあれなので、とりあえず昨日の出来事だけ書き残しておこうと思います。
 ホラーゲームを二作やっていて、探索系のゲームだったので非常に疲れました。
 執筆でまた詰まったら、『獄都事変』と『バグのセカイ』のレビューを書いてみようと思います。
 お疲れ様でしたm(_ _)m